舟形マッシュルーム②

有限会社舟形マッシュルームさんのブラウンマッシュルームは有機栽培を行っており、マッシュルームが育つ床は、藁、大豆カス、コーヒーカスなどを使用して栽培しています。
これをコンポストと呼び、有限会社舟形マッシュルームさんオリジナルブレンドだそうです。発酵させてから床詰めをします。

実際に、ホワイトマッシュルームを収穫している様子を見せてもらいました。
マッシュルームの傘を持ってぽこっと引き抜きながら収穫している様子はとても簡単そうに見えますが、マッシュルームは非常に繊細なため、爪がぶつかるだけでも傷ついて売り物にならなくなってしまうそう。
そのため、収穫する際は常に爪を短く整えて手袋を付け、マッシュルームの傘を傷つけないようにやさしくつまんで収穫するのだと教えてもらいました。

・おいしいマッシュルームの見分け方は？

マッシュルームの劣化は温度管理等で違ってきます。2～5℃の冷蔵温度帯での保存であれば、1週間位は大丈夫だそうです。傘裏（ヒダ）が黒くなっているのは成熟した証拠。おいしく食べられますよ！ 黒い状態の方が海外ではおいしいとされているんです。劣化するにつれて傘の表面が褐色に変わっていき、傘の弾力が失われていきます。

・マッシュルームの最もおいしい食べ方は？

近年はやりのアヒージョや、スープはマッシュルームの香りが楽しめるためおすすめです。

・マッシュルームと相性が良い素材は？

野菜でいえばたまねぎとの相性がいいです。それからお肉、お魚にはうまみ成分「イノシン酸」が含まれていますが、マッシュルームにはしいたけの3倍以上のうまみ成分「グアニル酸」が含まれています。 この「イノシン酸」と「グアニル酸」を組み合わせることで「相乗効果」がうまれ、うまみが飛躍的に高まりさらにおいしくなります！

ところで、マッシュルームって生でも食べられることを知っていましたか？
当日、収穫したてのマッシュルームを食べさせてもらいました！

表面はハリがあって中はほろっと柔らかい！口の中でしゅわっととろけながらマッシュルームの芳醇な香りとうま味が混ざり合っていました。
新鮮なマッシュルームって本当においしい…！
まだ生のマッシュルームを体験したことがない方はぜひ一度食べていただきたいおいしさです。

当日は定休日で行くことはできませんでしたが、隣接するマッシュルームスタンドで舟形マッシュルームをたっぷり使用した料理を味わうことができるそう！
また、とれたての新鮮なマッシュルームの販売も行っているので、舟形町に行った際はぜひCHECKしてみてくださいね！