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2019.08.23

フルーツバター

Fruit butter

とまらないおいしさ、フルーツバター①

もう間もなく秋ですね。
秋と言えば、新米の季節!セゾンファクトリー本社工場がある高畠町は米の栽培が盛んな地域。
ごはん大好きなわたしは、毎年つやつやの新米を食べるのをとても楽しみにしています。

そして秋と言えばもうひとつ。
学生時代を過ごした群馬県の麦畑。
群馬は麦の栽培が盛んで、わたしが借りていたアパートの目の前には麦畑が広がっていました。
秋になると麦の穂が頭を垂れて一面黄金色に染まるんです。
夕方に見るのが一番きれい。
夕日に照らされた麦の穂が一段ときらきら輝いてまぶしいくらい。
当時私が、実際に撮った写真がこちら!!
( まだ夏の写真で、夕方でも黄金でもないけど... )

田んぼは身近にあっても、麦には馴染みがなかったわたし(当時18歳)は、

これが麦かー!これが小麦になるのかー!

と、初めて見た麦畑に感動したことを覚えています。
いまでも、きつね色に焼けたパンを見るたびにそんな群馬の麦畑を思い出すんですよね…

今回はそんな今すぐパンが食べたくなる、パンと相性ばっちりの「おいしいはなし」です!

最近は食パンブームで、もっちもちの食パンが特に流行っていますね。
わたしの好きな食べ方は、もっちもちの食パンを表面カリっと、中はふわふわに焼き上げてまずは何もつけずに一口。
カリっとした軽い食感と、中のふわふわはシュッと口の中で溶けて、小麦の香ばしい香りが鼻から抜けていきます。

うまーーー!
次にバターを塗ってもう一口。

焼きたての温かいパンの温度で、バターがじゅわっと溶けてトーストにしみこんでいきます。

そしてバターがしみこんだパンに、いちごジャムを乗せて最後まで食べる!
これが本当においしくて、いつもこの食べ方。
この食べ方が好きな方は多いと思います。絶対おいしいやつですね。
実は、セゾンファクトリーの創業社長もこの(バター&いちごジャム)食べ方が大好きでした。
当時の社長は、これを商品化しよう!と試みたのです。
それが、今回発売する「フルーツバターいちご」「フルーツバターりんご」です。

この「フルーツバター」、創業31年目にして
やっと!やっと!商品化することができました。
というのも後に詳しくお話しますが、セゾンファクトリーのジャムと言えば低糖度。
バターと低糖度のジャムを混ぜ合わせることは非常に難しく、当時の技術では残念ながら商品化することはできませんでした。
ということで、31年の時を経てやっと発売するフルーツバターですが、いったいどんな味か気になりますよね~。

では、実食!スプーンでたっぷりすくってパンにのせてパクリ!
最初の一口目で衝撃を受けました。

「ふわふわーーーー!!!」

予想外の食感にびっくり!
バターというからもっと濃厚な食感かと思いきや、
とっても軽い食感なんです。
パンの上で伸ばせば、なめらかにスーッと伸びる!
でもバターの香りはしっかり。
さらに、フルーツ本来の甘味と酸味、
そして果肉感が良いアクセントとなって味見の手が止まりません!!!

おいしい!!!

気づいたら6枚切りのパン2枚食べてました!(確信犯)
いつか、一瓶ひとり占めするのが夢です。最高…。
さて、セゾンファクトリーの「フルーツバター」、
とにかくおいしいということは伝わりましたでしょうか?

次回は気になるこだわりの素材と製法のはなしです。

Photo:カメラの人

Text:おらえのばっち子

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